COP10へ向けた想い~CBD事務局長インタビュー(アハメド・ジョグラフ)
- Resisted date2009.09.11 |
- Movie Time8:16 |
皆さんは、’生物多様性’という言葉を聞いたことがありますか?
私たちの生活はこの生物多様性の恵みがあるからこそ、こんなにも豊かで恵まれているのです。しかし、今この瞬間にも驚く程の森が消滅し、生き物が絶滅の危機に瀕しています。だからこそ、生物多様性の保全が今、世界の緊急課題の一つとなっています。そして、来年2010年は国際生物多様性年です。
そして、2010年10月には、世界の代表が日本に集まり、この生物多様性について議論を行います。それが、名古屋で行われる’生物多様性条約第10回目締約国会議(略称:COP10)’です。この会議は、「生物の多様性の保全」・「生物多様性の構成要素の持続可能な利用」・「遺伝資源の利用から生ずる利益の公正で衡平な配分」の3つを目的とした生物多様性条約についての話し合いです。全世界から、約190ヶ国から、約7,000人が名古屋に集い、地球環境の将来についての議論が行われる予定です。
今回の番組は、生物多様性条約事務局長のアハメド・ジョグラフ氏のインタビュー映像で、COP10に向けた想いをお話頂きました。ジョグラフ氏は、これまでアルジェリア政府やUNEPでの経歴を持ち、2006年1月に生物多様性条約事務局長に就任しました。2006年のクリチバ、2008年のボンでの締約国会議に出席し、事務局長として世界の生物多様性問題への取り組みをリードしてきました。
今回のインタビューでは、ジョグラフ事務局長がCOP10に期待すること、COP10成功のカギと、生物多様性に対する取り組み、さらに、COP10主催国となる私たち日本の市民に、メッセージを頂きました。
また、映像ではご紹介しきれませんでしたが、’グリーン・ウェーブ・プロジェクト’や、COP10に向けたメディアの役割、私たちライフスタイルや国家間での資源のバランスなどについてもコメントを頂きました。詳しくは、Green TV Japanが9月9日(水)にスタートした、生物多様性サイトをご覧ください。→http://www.cop10.com/business/000112.html
【関連URL】
●Green TV生物多様性サイト
http://cop10.com/
●生物多様性条約第10回締約国会議支援実行委員会公式ウェブサイト
http://cop10.jp/aichi-nagoya/