グリーンコンシューマを増やすために~ネットワーク地球村 高木善之代表
- Resisted date2008.11.28 |
- Movie Time5:24 |
今回、Green.tv Talkにご登場頂いたのは、ネットワーク地球村の高木善之代表。映像にも出てきますが、高木氏はこれまでに3300回、少人数の講演会も合わせると実に1万回以上の講演会を開催されています。講演を聴いた人は200万人を超え、その対象は一般の方から、自治体、企業内、経営者向けのセミナーまで幅広く、全国を飛び回っていらっしゃいます。
高木氏が代表を務める、ネットワーク地球村は1991年に設立され、「非対立」の精神、つまり批判否定する対立的な姿勢ではなく、「できること」「現実的で具体的な解決策を提言する」ことを理念とされて活動されています。
具体的には、これまでも国際会議への出席はもちろんのこと、アフガニスタンでの難民支援活動では、敵同士であった違う民族が共に暮らせる村を作り給水施設の設備をアフガニスタンの計画省と共に作り(井戸の掘削)難民の自立支援をしたり、教育支援として小学校の建設をしたり、地雷撤去から難民キャンプへの緊急支援を行ったり海外支援活動もされてきています。
その頃影響を受けた会員の中には、NGO、NPOを自ら立ち上げ、日本や海外で活動を今も続けられている方々もいらっしゃいます。
そのように影響を受け、動き出している日本人がいる一方、日本は環境においてはまだまだ途上国です。環境先進国と比べ、グリーンコンシューマと言われる消費者も少なく、行政、企業における取り組みも十分とは言えないでしょう。
しかしながら、希望を捨てるのは早過ぎます。潜在的に持ち合わせている日本の文化や知恵、昔ながらの暮らしを見直し、現代と融合させて取り入れる、少し手間がかかっても自らの生活を工夫してみる、自らが知って周りに広める…できることは数多くあります。そして、それだけでも確実に変わります。
高木氏の講演会には数多くの経営者も影響を受け、大きく変わっている企業もあるのです。
なぜ、それほどまでに影響力があるのか?それは、数々のデータに基づき、実に説得力があるからだと思います。ぜひ一度、講演会を聞いてみて下さい。それが1番だと思います。講演会によって話される内容(テーマ)は代わりますが、皆さんが知らなかった「不都合な真実」を知ることができるはずです。
今、傍にいるお子さんが大きくなった時、「お父さんはどうして何もしなかったの?」そう聞かれた時、あなたは何と答えますか?
将来生まれて来るあなたのお子さんが「私たちの幸せを考えてくれていたの?」そう聞かれるかもしれません。ぜひ、知ることから始めてみて下さい。
【執筆】倉田千尋
<関連webサイト>
ネットワーク地球村
http://www.chikyumura.org/
ネットワーク地球村 代表 高木善之氏 公式Webサイト
http://www.takagiyoshiyuki.com/