「生物多様性」は、地球温暖化や気候変動に続き、環境活動を推し進めて行く時代のキータームになりつつある概念だ。日本でも「生物多様性基本法」（2008年5月制定）など取り組みを進める環境が整いつつあり、2010年に名古屋で国際会議が開かれることもあって、企業でも急速に問題意識が高まっている。
三井住友海上グループは、2008年4月に「企業と生物多様性イニシアティブ（略称：JBIB）」の設立発起人企業になるなど、生物多様性保全に向けた取り組みを率先し行なっている企業の一つ。今回の映像は、インドネシア熱帯雨林再生プロジェクトについての紹介映像である。
JBIBのもとに集まった様々な企業が、この事例のようなベスト・プラクティスを共有し合い、国際的な視点に立って共同で生物多様性の保全に関する研究を進め、各社の取り組みレベルが高まって行くことを期待したい。

【執筆】丹羽順子
＜関連webサイト＞
インドネシア熱帯雨林再生プロジェクト
http://www.msig.com/csr/environment/rainforest/index.html

生物多様性の保全活動
http://www.msig.com/csr/environment/maintenance/index.html

JBIB（企業と生物多様性イニシアティブ）
http://www.jbib.org/