段ボールでインテリアを作るグリーンデザイナー

水素を燃料とする燃料電池車「Mercedes-Benz B-class F-Cells」が世界中をめぐるプロジェクト「Mercedes-Benz F-CELL World Drive」は、3,700キロを走行し、欧州を横断。この旅を紹介する「Eco Trek」シリーズ「Green Design in Portugal」では、欧州最後の中継地、ポルトガルの首都リスボンを紹介しています。

リスボンのテージョ川沿いには、ポルトガルの詩人フェルナンド・ペソア氏の詩が書かれています。これは、都市部でのサイクリングを推進しようと、リスボン市が行ったもの。文学とサイクリングというユニークな組み合わせで、人々を楽しませています。また、リスボンには、環境にやさしく、美しい芸術を創造する、優秀なデザイナーがいます。その一人が、世界第二位の大きさを誇る「リスボン水族館」の設計にもたずさわった、ペドロ・コスタ氏。糊を使わず、ダンボールから、椅子やテーブルなどの素晴らしい芸術作品を作り出しています。彼の友人で、サステナブルなグッズを扱うショップ「Fabrico Infinito」を経営するMarcela Brunkenさんも、より環境にやさしい社会づくりに取り組む人。ショップを経営するかたわら、ガラクタからシャンデリアを作るなど、グリーンデザイナーとしても活躍しています。

また、ポルトガルのFafe山には、1960年代の漫画「Flintstones」から抜け出してきたような、不思議な「石の家」があります。この家は、石や岩でできた家具など、天然の素材が多く用いられています。

天然資源を有効に循環させ、新しいモノを生み出す取り組みは、世界中で行われていますが、ポルトガルにおけるこれらの取り組みも、その一例といえるでしょう。この動画を通じて、ユーラシア大陸最西端の街・リスボンの姿を楽しみながら、グリーンなものづくりにたずさわる人々やその活動についても、ぜひ見てください。

執筆:松岡由希子

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「Eco Trek」の公式ブログ(英語)
「Mercedes-Benz F-CELL World Drive」の旅をレポートするオンライン動画「Eco Trek」のブログです。
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