自然から学ぶ!~広がる環境教育の環
- Resisted date2010.04.30 |
- Movie Time7:21 |
岐阜県、石川県、富山県との県境に位置する’白川郷’。山村に暮らす人々を支える”結”の精神が今も息づく合掌集落は、世界文化遺産にも登録されています。日本らしい風景が今も受け継がれるこの地域を、日本人なら一度は訪れておきたいものです。
さて、この美しい集落の中に2005年4月に開校したのが「トヨタ白川郷自然学校」です。同校は、’日本らしい環境教育’をモットーに、伝統文化、最先端の環境技術と、環境を大切にする普段の暮らしをつなげる体験プログラムを提供しています。人と自然、過去と未来をつなぐ「白川郷馬狩の里」づくりに取り組み、長期的視点で様々な取り組みを実践しています。
この自然学校では、毎年、全国で環境教育に携わる人々が一堂に会し意見交換を行う’環境教育ミーティング中部’が開催されています。とりわけ今年は、10月に名古屋でCOP10が開催されることもあり、中部地方で活動する環境教育団体や個人が連携し、環境教育と生物多様性を考え、COP10に向けて何ができるかが重要なテーマとなりました。
今回の映像では、環境教育の事例として「自然農法」に取り組んでいる方、「森の幼稚園」を提唱する方、そして「エコフィッシング」を推進している方にお話を伺いました。
未来の地球を守るためには、環境教育の推進が不可欠です。社会全体がグリーンにシフトしていく中で、現在、全国各地で様々なコンセプトで環境教育活動が実践されています。まずは、自分たちの興味ある所から、こうした環境教育プログラムに参加してみませんか?
【参考URL】
●トヨタ白川郷自然学校
http://www.toyota.eco-inst.jp/main.html