今回の番組では、スーパーマーケットに設置された隠しカメラで、買い物客がかごに次々に食べ物をほうり投げている映像が映し出されます。一見滑稽な映像ですが、考えてみてください。これが本当に楽しい買い物のスタイルなのでしょうか？もっと他に、買い物を価値のある楽しいものにしていく方法はないのでしょうか。
そこで、今回番組の最後で、フェアトレードのメーカーMax Havelaar France（http://www.maxhavelaarfrance.org/（フランス語））が、これまでの買い物のスタイルを見直して、フェアトレードの商品を買うことを推奨しています。

今回、このコマーシャルを作ったMax Havelaar Franceは、Max Havelaar社のフランス支部。Max Havelaarはフェアトレード推進のため1992年に設立され、とりわけヨーロッパ諸国で活動を進めてきました。彼らの目的は、アフリカ・ラテンアメリカ・アジアの農家からフェアトレード商品を開拓し、それをメインの消費者市場にのせることです。コーヒーに始まり、今では蜂蜜、フルーツ、花、コットンなどその対象も日に日に広がっています。また、こうしたフェアトレード商品はスーパーだけでなく、レストランやカフェ、ガソリンスタンドでも購入が可能になってきています。このようなフェアトレードの推進が農家の人々の生活を向上させることにより、貧困社会の撲滅に繋がると考えられます。

日々の買い物に嫌気が指しているあなた！あなたのその買い物が、世界の誰かの役に立っているとしたら、買い物ももっと楽しく価値のあるものになっていくのではないでしょうか。さあ、皆さんも毎日のお買い物を見直して、フェアトレードをサポートしませんか?

【関連サイト】
・Max Havelaarホームページ（英語）
http://www.maxhavelaar.ch/en/homepage/

・Max Havelaar社の歩み（日本語）
http://www2.veritacafe.com/news/2008/10/06/001291_news.html