ウガンダのバニラ栽培~フェアトレードの取り組み

新しいシリーズをお届けします。ニューヨークのブルックリン育ちで、HBO(アメリカのケーブルテレビネットワーク)やMTVで活躍してきたクリス・バシネリ氏と、NBC、ABC、MTVなどで

撮影監督をしていたジョナサン・リヴェラ氏の二人が立ち上げたBridge the Gap TV 。アドバイザは国連の特別顧問や大学の教授などが行っています。
クリスが世界の貧困や飢饉を新聞などで見聞きし、何か始めようと立ち上げたBridge the Gap TV。映像を作る際のポイントは、貧困の悲しいところにスポットを当てるのではなく、見た人が
前向きになり協力しようと思えるものを作ること。楽しめること、教育的なこと、力を与えられることという、大切な三つの要素を挙げています。
今回訪れたのはウガンダ。ここで行われているバニラ栽培で特に手間のかかる受粉作業にクリスが挑戦します。花が小さいため、ハチによって自然に受粉することができないため、
すべて人の手作業で行われているのです。

そしてその価格を公平なものにして、農家がきちんと食べていけるように、公平な取引をするアイスクリーム店も作られています。
そうすることで正当な報酬を得て、また、それを支えるNPOにも運営資金が循環される仕組みになっています。
クリスの理念どおり、映像のテンポが速く、ポップで明るい気持ちになれます。ティーンエイジャーが見たら、かなりすんなり貧困問題を考えてくれそうな感じがします。
次回作がとても待ち遠しいです。

 

参考サイト

http://www.jgi-japan.orgジェーン・グドール・インスティチュート・ジャパンのHP。

http://www.bridgethegaptv.com/Bridge the Gap TV のHP.