川の自然再生

kawa003.jpgGreenTVと映像制作をコラボレートしながら、森の聞き書き甲子園を主催している共存の森ネットワークでは、以前から里地ネットワーク、NPO法人全国水環境交流会、NPO法人海辺つくり研究会とともに、「自然再生を推進する市民団体連絡会」をつくり、森、里、川、海のつながりを考える様々な取り組みを行ってきました。

その取り組みの一つとして、現在行われているCOP10とその後の森里川海の自然再生のあり方について提言するため、全国4つの地域の取り組みと、森里川海4団体の対談を映像化しました。森里川海の「境界域の再生」と「生業の再生」を軸に自然再生のコンセプトを打ち出しています。是非、ご覧ください。

kawa002.jpg今回は、京都亀岡市にある保津川をご紹介します。「保津川」は、長岡京・平安京の造営時に丹波の木材を筏に流して輸送し江戸時代には木材や食料などの多くの物資を丹波から京都に運ぶ舟運の役割を担ってきた川です。現在でも川下り、トロッコ列車などの観光資源や多くの生物が暮らす生息環境として様々な役割を担っています。映像では川に関わる人々の声を丹念に拾い上げ、沿川の人々と暮らしと関わり続けてきた歴史や文化をもつこの川の環境の現状、川が存在する意味を考えさせられる内容となっています。

撮影地/京都府亀岡市保津川
企画・製作/自然再生を推進する市民団体連絡会

【関連リンク】
自然再生を推進する市民団体連絡会
http://satochi.net/saisei/

共存の森ネットワーク
http://www.kyouzon.org/