森林最前線~ボリビア共和国
- Resisted date2007.09.07 |
- Movie Time6:07 |
貧困ゆえ森林伐採を続け、豊かになろうとするボリビアの抱える矛盾。過去に同様に利益を求め森林伐採をしてきた先進国には環境破壊になるため伐採を非難される始末。ジレンマに嘆くボリビアの森林伐採の実態を英国俳優クリス・マーシャルがレポートする。
その森林伐採を広げる張本人でもある牧場主への命がけのインタビューは圧巻。言葉を慎重に選びながらも、ストレートに疑問をぶつけ、期待以上の牧場主の迫力ある回答に息を飲みながら聞き入るクリス。銃を抜かれなくてよかったね。
どの世界も一緒、金持ちの土地所有者たちが笑い、泣きを見るのは弱者たち。国民の血税を己の懐に入れて何とも思わないどこかの国の政治家たちを思い出す。
「人」が己の利潤のみを追求した結果が、地球規模の環境破壊へと繋がって行く。
そして、そんな地球規模の環境破壊を止めるのも結局は「人」ひとりひとりの意識の問題です。
インタビューにも登場するカルミニア ガルシアさん所属のボリビア最大の開発NGO、CIPCAへのアクセスはこちらから http://www.cipca.org.bo/
(スペイン語)