名手・名人の想いを繋げ~高校生たちが感じ取ったもの
- Resisted date2008.09.12 |
- Movie Time4:32 |
「森の”聞き書き甲子園”」は、文部科学省が林野庁と連携し、1966年に米国ジョージア州において始められた教育プログラム「FOXFIRE BOOK」の手法をモデルとして、山村の自然や気風を守り、そこで暮らす人たちに新しい交流スタイルを提供し、一層の交流促進と地域活性化を図っていくことを目的に情報発信していくプロジェクトとして立ち上がりました。
毎年、日本全国から選ばれた100人の高校生が参加し、100名の森の名手・名人の元を訪れます。自分たちの未来のため、そして次に続く世代のために、名人と高校生たちの交流は続いています。
GreenTVでは、名手・名人たちの紹介をこれまでにもしてきましたが、今回は、参加した学生たちがこの「森の”聞書き甲子園”」に参加することによって、名手・名人からどのような想いを受け取り、彼らの価値観にどのような影響を与えたのか、取材をしてきました。
「聞書き」を終えたばかりの高校生たちも、卒業して何年か経っても継続して活動を続けている大学生たちも、名手・名人の話をする時、生き生きしていました。きっと、名手・名人の人生そのものを彼らが「聞書き」し、自分の言葉で伝えることによって、本来持つべき、日本人としての知恵や誇り、自分の中に眠る大切な”何か”を感じ、彼ら自身が誇りを持って生きる力を得たからではないかと感じました。
今後も、毎年100人の高校生たちが名人・名手の元を訪れます。これからを生きる若者たちが、名手・名人から日本に遺すべき知恵や文化、想いを受け継ぎ、綴っていくことが、これからの日本の未来を切り開く大切な礎になるかもしれません。
【協力】
共存の森ネットワーク
http://www.kyouzon.org
【映像協力】
森の”聞き書き甲子園”実行委員会
http://www.foxfire-japan.com/
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