身近な生き物調査〜オーストラリア市民活動

普段、何気なく歩いている時に花の香りがふんわりと漂ってきたり、遠くで雨が降り始めた匂いがたちこめてきたりして、季節の移り変わりを知ることがありませんか。今年の桜は早かったねとか、5月は毎年こんなに暑いものかなとか、話題に上ることが多いと思います。そうしたことを記録して、ウェブサイトに送信すると、それを科学者がデータとして活用し、生物多様性を保護することにつながるとしたら、とても気持ちが充実するのではないでしょうか。

ご紹介するのは、オーストラリアの”アースウォッチ・オーストラリア”のVTRです。私たち、地球人の役割りはボランティアで観察すること。入会金と年会費を払えば登録でき、お出かけ前にウェブサイトをチェックして、必要とされている情報を確認したらそれを元に外で観察。結果をウェブに送信すると、データの一つとして”アースウォッチ”の科学者が利用するというものです。

募集されているテーマは、日ごろ目にする物の他、絶滅危惧種になっている両生類をみつけることなど多岐にわたります。日本にも”アースウォッチ・ジャパン”があります。
どんなデータが求められているのか、一度チェックしてみられるといいかもしれません。自分のちょっとした活動が、地球を守ることにつながると嬉しいですね。

小田原由花

【参考サイト】
http://www.earthwatch.org/australia
アースウォッチオーストラリア HP.

http://www.earthwatch.jp/
アースウォッチジャパン HP
日本の活動のほか、世界のプロジェクトも紹介されています。

http://www.climatewatch.org.au/
クライメイトウォッチHP(英語)
アースウォッチの中のサイトです