生命輝くボルネオの森を守るために
- Resisted date2016.01.06 |
- Movie Time5:27 |
この映像は2007年10月、財団法人 地球・人間環境フォーラムが主催した「パーム油とCSR」というイベントに参加された専門家のインタビューを中心に構成されたものです。
パーム油はマーガリン、ラーメン、チョコレート、化粧品、洗剤、石鹸など、私たちが日常生活で使用しているたくさんの商品の中に含まれています。しかしそのパーム油を栽培するために、ゾウやオラウータンが住む東南アジアの豊かな森林を伐採してしまっている、という現状は一般的にはあまり知られていません。
地球・人間環境フォーラムでは、日本の企業や消費者としてパーム油の持続可能な採取の仕方を考え、また生産地の生態系を保護するための取り組みを考えて行こうと、このイベントを主催しました。グリーンTVとしてもより多くの人にこの問題を知って頂きたいと思い、映像作品にしました。
遠い南の島で起きている悲惨な現状と、私たちの日々の買い物は、かけはなれているようで、実はつながっている。パーム油の問題は、グローバル化と経済至上主義が引きおこした「分断されたつながりをどう取り戻すか」という問題を示す極一例です。パーム油は私たちの生活の隅々まで入り込み、もはや消費者としてボイコットするのは不可能に近い。しかし1人1人として何ができるのか。この映像をきっかけに、考え始める方が増えることを願っています。
<関連webサイト>
~シンポジウムの告知サイト~
財団法人 地球・人間環境フォーラム 「パーム油とCSR」
http://www.gef.or.jp/activity/economy/sustainable/palmoil2007.html
~レスポンスアビリティ代表 足立直樹さんのブログより~
パーム油は環境に優しいと言わないで
http://suslab.seesaa.net/article/16426937.html