水素燃料の未来
- Resisted date2009.04.10 |
- Movie Time2:26 |
今回、ご紹介するのは、アメリカの非営利組織”Environmental Media Northwest”が制作した「水素燃料」に関するビデオです。この団体は、環境保護を目的とした公共広告を制作し、ラジオ、テレビ、映画館で放送しています。また、学校などに出向いて、子どもたちに環境保護を考えてもらう授業を行ったりもしています。
ビデオに登場する正義の味方、「キャプテン・オゾン」は、この団体のスポークスマンの役割をもつキャラクターで、公共広告に登場するだけでなく、あちこちで授業をしたり、PR活動をしたりもします。
今回は、キャプテン・オゾンの新しい研究が何なのかを、私たちの視点から語りかけるナレーターが、同じ研究室で働く科学者たちに問いかけるところから始まります。
「教えられない」、「情報はトップ・シークレットだ」と科学者たちは真剣に答え、キャプテン・オゾンも「完成したら教えよう」、「果報は寝て待て、だろ?」などと見ている私たちを焦らし、興味を引きます。そして「公共広告を作るなら、研究室の古いコンピューターを背景に使うことを認め」てくれて、できた作品が流されます。
それは、「水素燃料は、風力発電や水力発電を利用し、水を原料に作られるもので、副生成物も水蒸気だから地球を汚さない」ということを訴えるものです。
科学者の風貌をした少年が、物知り顔で「明るい未来を」と語ったり、学校の教室で、女の子二人が友達に説明するかのように「水素燃料」の安全性を紹介したりと、子どもたちが見て「面白い」と感じる要素が満載です。
ホームページには、もう少し長い「キャプテン・オゾン」のビデオがあり、「キャプテン・オゾンのTシャツ」をプレゼントするシーンなどを見ると、彼がアメリカの子どもたちにどれほど人気があるのかがよくわかります。
日本にもぜひ来てもらいたいほど面白い、キャプテン・オゾン。楽しんでください。
<参考サイト>
Environmental Media Northwest のサイト
http://www.emnw.org/site/index.php?page=1
ウィキペディアの「水素燃料エンジン」に関するサイト
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E7%B4%A0%E7%87%83%E6%96%99%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B3