2分でわかるR水素社会

rh2.jpg今回の映像は、再生可能な代替エネルギーとしての’水素’に着目した、非常に分かりやすいアニメーション番組です。
え?水素がエネルギーになるの?と思われる方もいるかもしれません。そういった方々に、ぜひこの映像を見て持続可能な新しいエネルギー資源としての水素の役割をご覧頂きたいと思います。

rh2_2min02.jpg現在、私たちが主要な燃料として使用していく化石燃料は限られた量と場所にしか存在せず、様々な環境問題や紛争、貧困を生み出す要因の一つとなっています。こういった社会は決して持続的ではありません。
こうした化石燃料に代わるエネルギーとして登場したのが、「水素」です。その中でも「R水素」は、原子力や化石燃料は使わずに、自然エネルギーを使ってつくった水素のことで、持続可能なエネルギーとして注目され始めています。地球にとってサステイナブルであるためには、こうした自然エネルギーを太陽光や風力、地熱エネルギーを使って地域で生み出す必要があります。そうすることで、一極集中型から分散型へ’地産地消’のエネルギーとしてのR水素が持続的に利用されて行くことができます。
また、水素はその燃焼の際に二酸化炭素の排出はなく、燃えても水になるだけで、温暖化の要因になることもありません。
こうして作られたR水素は、自動車のガソリンの代わりや家庭への電気供給だけでなく、窒素とR水素を結合させることで肥料としても使われます。

私たち消費者が、こうした再生可能なエネルギーを、生活の中に積極的に取り入れていくことで、サステイナブルな社会の構築に貢献できるのではないでしょうか?
執筆:Green TV Japan 大瀧

【関連URL】
NPO法人R水素ネットワークHP
http://rh2.org/